賃貸探しの前に知ってみる?不動産業界事情
知識があれば避けられる、賃貸トラブル
「衣」「食」「住」は人の生活には欠かせないものです。
特に「住」は家を建てる時、買う時、そして部屋を借りる時には、大きなお金が動くものです。
部屋を借りる時には契約金として数十万円必要ですし、入居後は毎月数万〜数十万円という金額を支払い続けなければなりません。
それだけ大きな金額を支払っているにもかかわらず、実際住んでみたら「こんなはずではなかった」と不満を持って住んでいる人がたくさんいます。
これは、しっかり不動産につて調べることをせず、不動産会社から言われるがままに決めてしまっているからです。
少しでも知識があれば、避けられるトラブルがたくさんあります。
また、家やマンションを買うのに比べて賃貸住宅は「失敗しても、ちょっと我慢してまた引っ越せばいいや」といった安易な気持ちが優先するせいもあります。
もちろん、良心的な不動産屋さんや営業マンにであって、親身に家を探してもらえる可能性もありますが、やはりそこはビジネスですから、借りる時の駆け引きも大切です。
そのためにもやはり、賃貸住宅を探すためには、最低限の知識が必要になります。
たとえば「どうして仲介料がいるのでしょうか」「礼金とはどういう意味でしょう」「フリーレントってどんな仕組みなの」などなど、知らないと意外と損してしまうこともあります。
それに賃貸住宅の仕組みを知っていると、交渉もしやすくなります。
賃貸住宅を借りようとして、まず最初に頭に浮かぶのが不動産屋さんの店頭にぺたぺたと貼ってある物件チラシですね。
業界用語では「マイソク」なんて呼ばれているらしいです。
ある程度の知識があれば、この小さなチラシの中に実に重要な情報が詰まっていることがわかってきます。
たとえば一人暮らしの主流の賃貸物件になっている1R(ワンルーム)と1K、どんな違いがあるのかが、このチラシで分かれば、RとKにこだわらなくて済むはずです。
というのも1Rと1Kの違いは、キッチンと居間の部分を分ける「扉」があるかないかの違いだけだからです。
また、首都圏で人気のロフト付きの賃貸住宅、なんだか、おしゃれだし、広そうな感じですよね。
ロフトとは、居室の天井あたりに作られたスペースのことで、狭い土地を立体的に効率良く使うために開発されたものです。
ロフトであれば、建築面積に入れなくてもいいことになっています。
しかし、チラシを見ると「ロフトを含んだ面積」で表示されていることがあります。
本来は、居室面積だけ表示しなくてはならないのに、ロフトを含んだ面積を表示して、部屋を広く見せようとしている不動産屋のテクニックだと見破らなくてはなりません。
このようにさまざまな場面で、知識があればトラブルを避けることができます。
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